壁紙として手に入れられる新ポスターは4種類あり、公式なものとしては俳優 (キャラクター) の写真が初めて明かされています。雑誌として初公開された Entertainment Weekly も、紀伊国屋で購入できます。とは言っても、綴じ込みやポスター形式で収録されているわけではなく、通常ページの一部です。
eiga.com でも取り上げられていましたが、ストーリーの噂に関するネタバレに注意 (ただし、多少間違えているような…)。
また公開日は日本もちゃんと掲載されており、来年の6月6日、もちろん土曜日です。
米国は5月8日で、中にはそれよりわずかに早く公開される国まであるようですが、日本では約1ヶ月遅れとなります。差があるとは言え基本的に世界同時公開となるのは、スタートレック映画では史上初のようです。昨今のネットなどへの流出に対する、対抗策という面も大きいんでしょうけどね。
歴代の劇場作品の日米公開日を比較すると…
・TMP スター・トレック
米 1979/12/7 日 1980/7/12……218日遅れ
・ST2 カーンの逆襲
米 1982/6/4 日 1983/2/19……260日遅れ
・ST3 ミスター・スポックを探せ!
米 1984/6/1 日 1984/6/9……8日遅れ
・ST4 故郷への長い道
米 1986/11/26 日 1987/3/7……101日遅れ
・ST5 新たなる未知へ
米 1989/6/9 日 1989/6/24……15日遅れ
・ST6 未知の世界
米 1991/12/6 日 1992/2/29……85日遅れ
・ジェネレーションズ
米 1994/11/18 日 1995/12/23……400日遅れ
・ファースト・コンタクト
米 1996/11/22 日 1997/3/8……106日遅れ
・スター・トレック 叛乱
米 1998/12/11 日 1999/5/8……148日遅れ
・ネメシス/S.T.X
米 2002/12/13 日 2003/4/12……120日遅れ
そしてST11が、29日遅れとなります。面白いのが (一般的には駄作とされる) 奇数作のST3・ST5が、ほぼ同時公開だったということですね。その前のST2・ST4の評判が良かったからでしょうか。
それと何と言ってもひどかったのが「ジェネレーションズ」。実に一年以上遅れています。
TNG終了直後の続編という設定にも関わらず、日本では放送中 (しかも全国ネットですらない、バラバラの深夜放送) というのが災いしたのかもしれません。
平均すると約146日遅れとなります。過去には5月8日に日本公開された「叛乱」のような例もあり、09年5月9日(土) が考えうるST11の最速日だったはず。でも、最近のTNG映画と比較しても十分許容範囲と言えると思います。この程度なら、わざわざ米国出張する必要もないでしょう…多分。
日本の公開日発表を記念して、右上にカウントダウンを設けました。今日から314日後です。
サイトといえば、あのインテルも http://boldlygo.intel.com/ を立ち上げています。船内廊下のCG画像が背景に使われていますが、ST11の実際のセットと同じとは限らないようです。