2009年05月24日

ブルーレイBOXのレポート (1) TOS編

スタートレック・シリーズ初の、Blu-rayボックス2種が発売されました。

まずはTOS第1シーズン。
宇宙大作戦 コンプリート・シーズン1 ブルーレイBOX

宇宙大作戦 コンプリート・シーズン1 ブルーレイBOX
30,870円 (税込)
7枚組
型番 PPWB 117796
4:3 (1080p Hi-Def)
音声 (1) オリジナル (英語)/7.1 DTS-HD Master Audio
 (2) オリジナル (英語)/ドルビーデジタル 2.0ch モノラル
 (3) 日本語吹き替え/ドルビーデジタル 2.0ch モノラル

パッケージは思っていたよりシンプルで、厚さも2.4cmほどのスリムケースです。これなら全3シーズンそろえても、かなりコンパクトですね。
TOSパッケージ
TOSパッケージ裏
TOS中身
TOS中身展開

俳優・声優を載せたいつもの紙には、Blu-rayならではの Picture-In-Picture を利用した新特典、Starfleet Access の日本語訳が裏面までズラズラと掲載されています。一部の名作エピソードでマイケル・オクダ夫妻などが、顔出しでトリヴィアを紹介してくれているものです。技術的に字幕を入れるのができなかったんでしょうけど、はっきり言って読みづらくてしょうがないですね。
TOSブックレット


本編はDVD同様、リマスターの日本オンエア版とは異なるオリジナル4:3です。ブルーレイを買っときながらテレビは未だに「4:3アナログ」のオンボロ&小さい液晶ですから、TOSのように4:3の素材だと、上下黒帯のワイド+その中に左右黒帯の4:3という二重額縁 (いわゆる超額縁) 状態になってしまいます (再生環境はこのために買ったPS3です)。よって画質の比較などおこがましくてできるわけもありませんが、とりあえず全く問題ないですね。BSデジタルも非常に綺麗ですが、色の再現が変に思う個所もチラホラあったのに比べ、自然ながらも濃い発色という印象です。DVDとの画質比較は TrekMovie.com に掲載されています。

一部勘違いしている方もいらっしゃったようですが (某ムックでも明記されてないページあり)、今回のBlu-rayはリマスター版ではありますが、CGで置き換えた部分は従来の特撮のままの映像でも観ることができます。しかも、アングルボタンを押すだけで切り換えられる仕様です (ただし、その置き換えシーンでないと反応しません)。もちろんメニューから好きな方を選択して、最初から観ることができます。

メニューといえばDVDではメニューに移行すると再生は一時停止状態になりますが、ブルーレイは再生中の画面に割り込む形になってるんですね。先述の Starfleet Access の文字情報といい、小さいテレビでは辛い部分も…。本編の日本語字幕は全く問題ありません。英語字幕も非常に読みやすいフォントです。
最終7枚目にはBD LIVEというネットを介した特典があり、ムービーなどの専用コンテンツを視聴できます (ただし英語のみ)。

同一ディスクを使用している限りは、リジュームもできます。また、最初にST11の予告編が流れました (ちゃんとロゴが日本語になっているバージョン)。

予約特典としてシリアルナンバー入りの記念銘板 (dedication plaque) カードに、カーク役矢島正明さんのサインと言葉が印刷されたケースがついていました。カードは左にずらすと取り出せます。ただ、TV版の特典なのにエンタープライズ-Aの銘板ですが… (でもNCC-1701-Aではなく、NCC-1701になってます)。スタンドは組み立てにくい個所もあるので要注意です。
TOS特典
TOS特典完成
TOS特典拡大



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